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「るる」ってどんな子?

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ちょびの2歳上のお兄ちゃん、「るる」は私が言うのもなんだが本当にきれいな男の子だ。赤ちゃんの頃からくりくりの瞳とくるんと上向きにカールした長いまつげが特徴で、初対面の人にも「ま~~なんてかわいらしい!」と言われたものだ。ただ、とても育てにくい子だった(爆)。神経質でかんしゃくもちで頑固。3歳くらいまでは、そう、ちょびが生まれた後も私はるるに振り回されっぱなしだった。

 今思えば…るるにも確実に乳幼児期の「自閉症」の特徴があった。1歳になるかならないかで文字を識別し、電車の図鑑を片っ端から暗記し、漢字や標識や国旗をどんどん覚えた。偏食もハンパではなく、新しいものはまったく食べようとしない。お菓子でもメーカー商品名指定(チョコレートなら「キットカット」クッキーなら「森永ムーンライト」しか食べない、という具合)。人から注目されるのを極端に嫌がったり、初めての場所に行くと泣き止まないなど「???」な行動もあった。当時今くらい自閉症の知識があったなら、迷うことなく児童精神科に飛んで行っただろう。しかし何も知らない私は「妙に賢いが、育てにくいなぁ」と思っていた。一人目だったから子どもってそんなもんだと思ってもいた。

 でも、るるがちょびと決定的に違ったのは、その社会性とコミュニケーション能力だ。おしゃべりしだすのは早くはなかったが、、片言の時期から身振り手振り宇宙語でそれはそれはいっぱいおしゃべりして楽しかったものだ。母を求め、父を求め、おともだちと楽しく遊び、とても明るくて楽しい子だ。年少で保育園に入ってからは数日でクラスのすべての子の名前を覚え、直ぐにおともだちになった。年少から小学校一年の今まで、担任の先生からの「本当に明るくてやさしくてかわいらしくていい子です。クラスの人気者ですよ」という評価は変わらない。はっきり言って自慢の息子ですのよ♪

 ちなみにちょびの主治医の杉様にそれとなくるるを診せて相談したこともあるが、「診断するまでもない」と笑われた。今現在、本人や周囲が生きていくうえで困っていないのだから、そんなものは障害とは言わないと。ノーベル賞をとった田中さんを引き合いに出し「自閉症スペクトラムでもその特徴がいいところで出ている人たちは、とんでもない大物になるかもしれないよ。めざせ!ノーベル賞!」と笑って言って笑ってくれた。

 ただ心配なのは線が細いこと。肉体的にも精神的にも。お勉強はよくできるけれど、運動は苦手。補助輪なしの自転車が乗れるようになったのは一年生の夏休み直前。外遊びが大嫌いでゲーム小僧。その知識と腕前はニンテンドーから表彰されてもいいくらいだ。気が優しくておともだちに何か言われても言い返せない。わんぱくな子には逆らえない。そういう姿を見ていると、ちょびのことで何かあったとき、くじけてしまわないかな、と心配になるのだ。再来年るるが3年生になると、ちょびは同じ学校の1年生になる。おそらくちょびは通常級だけでは無理だろう。だんだん残酷になっていくおともだちに、弟のことでるるは何か言われはしないだろうか?周りから間違った情報が入る前に、家庭で正しい知識を教えたい、とるるにはすでに「自閉症」という言葉を教えている。それは悪いことでもなんでもない。ちょびは「自閉症」という名前の脳を持っているだけの話。

苦手なことも多いけど、かわいい子でしょ?それで十分なんだよって。

 

 

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