2014年12月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 節分 | トップページ | わっしょい »

文字をよむ

ちょびは3歳になるとすぐにひらがなが読めるようになった。公文のカードを置いておいたら、勝手に覚えたのだ。しかしその覚え方が問題で「ありのあ」「いぬのい」という具合に、すべてカードにある絵と込みで丸覚えしてしまったらしい。

だから例えば「こたえ」と書いてあると「こまのこ、たまごのた、えびのえ」と読むのだ(爆)。

これはマズイ。と私は青くなった。ちょびは一度覚えたことを上書きするのがとても難しい子だ。2歳のときおしゃべりができるようになって「何歳ですか?」「2さいです」という会話を覚えたら、それから4歳くらいまで「2さいです」と言っていたというエピソードがあるほどだ。

で、やっきになって続けて読むことを教えた時期があり、さすがに「こ」一文字をを見せれば「こまのこ」とは言わず「こっ!」と読めるようになったのだが、ことばを続けて読むことはできなかった。おそらく視覚認知能力にも問題があり、不注意の障害もあることから、文字がたくさん並んでいるとどこに注目していいか混乱してしまうためだろうと思う。

そんなわけでちょびのスケジュールボードは長い間写真カードを使っていた。行き先やそこで会う人をすべて写真で撮ってカードを作らなければならない。そんな生活を1年ほど続けただろうか。ある日ちょびがすっかりスケジュールボードの順番や内容を覚えてしまった頃、一気にすべてを文字に変えてみた。いつまでもこんなことやってられっか!という、なかばヤケで。

そうしたらちょびったら、読めるじゃあ~りませんか!
結局「わかる」が先に来て、それを文字に当てはめて、「なんだ、そういうことか」と本人の中でコペルニクス的転回が起こったらしい。それからは本も一人で読むようになった。「よめたよ、ちょびじぶんでよめた~」とうれしそうだ。

ちなみにお兄ちゃんは一文字ずつではなく、当時好きだったトーマスや電車の図鑑を見ながら「単語のかたまり」から覚えたような気がする。

自閉の子が文字を読むプロセスは「教えたわけじゃないけど勝手に覚えた」が圧倒的に多いようだ。「記号」として覚えてしまうんだろう。それがつながるとコミュニケーションに使えるんだよ、ということを理解させるプロセスはあまり見たことがない。他の子達はどうやって獲得していったんだろう。興味がある。文字を読む自閉症児をお持ちの親御さん、おたくはいかがでしたか?

« 節分 | トップページ | わっしょい »

めめのつぶやき(日記)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8156/177928

この記事へのトラックバック一覧です: 文字をよむ:

« 節分 | トップページ | わっしょい »