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おはなししよう

PECSというのをご存知だろうか?
コミュニケーションに障害のある人が絵カードを使って意思の疎通をするためのシステムだ。
http://www.pecs.org.uk/html/pecs.asp

会話が可能なちょびにこういうものは不必要と思われるかもしれないが、高機能やアスペルガーの人たちも、自由に言葉を操っているように見えて、実はとても苦労しているのがご本人方の著書で読み取れる。目の前にあることはよく理解できても、過ぎ去ったことや、自分の心の中を整理して言葉にすることにとても困難があったりするのだ。

ちょびは「想起」が苦手だ。保育園で今日あったことを毎日聞きだそうとしても、断片的なことだけで、なかなかうまくつながらなかったりする。「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」「どんなふうに」「どうして」「どうした」など、会話を深める練習はちょびにとって必須だ。

そこで私は作ってみました。本屋さんで見つけた「CD-ROMブック保育のイラスト」で園の行事や生活のこまごまとした場面をたくさん小さなカードにして、カテゴリーに分けてファイルする。そしてちょびにそれを選びながら文章を組み立てさせる、というわけだ。

この中から選んで
DSC00976.JPG

こんな風に並べると文章ができる
DSC00974.JPG

絵カードを見せると「あっ、そういえば今日はお当番だったの!」とか「すなばでころんだけど、泣かなかったよ」なんてことをぽちぽち話してくれるようになってきた。まだ新しいクラスのおともだちの顔写真などが未完成なので、早く自分のことだけじゃなく「だれだれがなにをした」というのを作らせて見たいと思う。

みなさんもいかがでしょ?おもしろいですよ。


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コメント

やっほ~っ!さえすけご両親様。いつもご夫婦でのご愛読ありがとうございます。

そうだよね。写真が一番わかりやすいはずだよ~。先生がそんな風に準備してくれたらありがたいなぁ。親が知らない世界を少しでも子どもの言葉で聞き出したい。デジカメならではのスピーディーな活用法ですね。さてさて来年のちょびの先生がそこまでやってくれるかどうか…。

ちなみに先日ちょびは先生に抱っこされている絵カードをさして「アイ先生に抱っこしてもらったけど…おっぱいなかった」と言っていました(大爆)。思わず連絡帳で確かめてしまいました(自爆)。アイ先生苦笑いして認めていました。こんなことまで聞き出せるとは!

いつも愛読させてもらってます。

「おはなししよう」まさに、今年の私の学級(特殊学級)の
テーマです。
過ぎ去ったことを言葉にするのって、自閉症児に限らず
発達に遅れのある子は苦手なことが多いんです。
だから、学校でどんなに楽しいことがあっても
家で話さないんです。
私の感覚で言うと、
楽しいことって、そのときはもちろん楽しいけど、
あとからそれを人に話すことで、2度楽しい。
いやいや、共感してもらえることで楽しさ倍増。
その楽しさを彼らに味わわせたいと思い、
はじめのテーマになったんです。
その支援グッズは「写真」
毎日、彼らの活動をデジカメでとって
プリントアウトして家に持ち帰らせます。
お母さんには、
会話のきっかけにしてください、
と伝えてあります。
さてさて、少しは「おはなししよう」の
お役に立っているのでしょうか・・・
ちなみに、この方法は、
香川大付属養護学校の坂井先生のセミナーで
仕入れた方法です。

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