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作業療法

何度も繰り返すが、ちょびは大変不器用である。
並みの不器用さではなく、手がうまく使えないのだ。
ものの本によると、手先を使った微細運動は全身を使う粗大運動が育ってくれば自然に改善される、とある。
そして、そんなちょびに必要不可欠なのが「作業療法」だ。

ちょびは2歳の頃からずっと作業療法を受けてきた。といっても子供を診てくれるリハビリ科というのはこの地域でも限られている。

最初のところは肢体不自由を専門とした施設で、ちょびのような注意集中に障害のある自閉系の子への配慮は感じられず、ただばたばた走り回るちょびを先生と私とで追いかけるような不毛な訓練を繰り返し、数ヶ月で疑問を感じてやめた。

次には総合病院のリハビリ科で、子供も診てくれるという口コミで行ってみた。ところが狭い畳スペースで、おじいちゃんおばあちゃんたちとごっちゃごちゃ。暴れたり騒いだりとこちらも肩身が狭かった。しかも作業療法を受けるには、そこの小児科の診察を3ヶ月に一度受けなければならない。失礼だが自閉症のことをほとんどご存じない小児科の先生の診察は、いったいなにを話せばいいのだろう。「どうですか?」「はい、がんばってます」という形だけの診察のために数時間待たされる。でも他に子供も診てくれる作業療法はなく、2年ほどがんばって通った。

だが、昨年5月から、ちょびの通う児童精神科のある小児センターにリハビリ科ができたのだ!主治医の杉様に相談すると「うん、たしかにちょびくんには作業療法が必要だ」とすぐにリハビリ科に回してくれた。新しい病院なのでとてもきれいな訓練室(というか遊び場?)。余分な視覚刺激を隠すようなレイアウトがされ、ちょびのような子供に最適な環境だ。しかもカルテを通じて主治医とも連携がとれる。当たり前の話だが、今までの悪戦苦闘はなんだったのか。つくづく今までの療育機関の資源の乏しさと連携のまずさを痛感した。

さて、小児センターの作業療法。ちょびの担当はTさんだ。今まで数人の作業療法士(OT)さんとお付き合いしてきたが、みんな女性ばかり。男性の(しかも若くてかなりイケメン)OTさんは初めてなのでうれしかった(誰が?)。ちょびは若いお兄さんが大好きだ。保育園やほとんどの療育関係の場ではどうしても女性が多い。でもたまに学生ボラさんなどの若い男の子とお付き合いすると、ちょびはけっこう乱暴な扱いを新鮮に感じるらしく喜んでいる。

ある時期になると、やはり男の子は男性の相手が必要なのだと思う。(って、うちは母子家庭ではないけれど、パパの存在は普段限りなく薄いのである)

そのTさん、実に子ども扱いが上手だ。ちょびはすぐにTさんの「ばっちり!」と親指を立てる褒め言葉が大好きになり、ことあるごとに私にも親指を立てて「ばっちり!」と言うようになった。この親指を立てるサイン(サムズアップ)も実はちょびにはむずかしい動作だったのに。名前を覚えるのがひどくニガテなちょびだが、Tさんの名前はすぐに覚えた。木曜日になると「今日はTさんの日?」と確認をするほどに。

なかなか作業療法を受けるチャンスのない人が多いと思うので、このブログにできるだけプログラムを記録したいと思っている。

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