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ちょびの就学(その2)

さてここで、「学校と戦争だ!」と敵意むき出しになって戦闘態勢に入らなかった自分をほめてやりたいと思う。
一時は腹の虫がおさまらず、昨年のPTA会長さん(今は顧問)に話を聞いてもらったり、あちこちの掲示板で愚痴を書きまくったり、ママ友にぶちまけたりもした。杉様にもチクってやった(えらくご立腹で「どこの学校~~?」と名前をカルテにメモしていた…笑)。でもだんだん落ち着きを取り戻し、相手は単純にお役所仕事として律儀に防御の態勢をとるのであって、お上から「この学校へ行くべし」というお達しが出れば、手のひらを返したようにそれに従うであろうから、教育委員会にも学校にもちょびのありのままの姿を知ってもらえばいいんだ、簡単なことじゃん、と思うようになった。

夏になり、教育委員会の就学相談会が始まった。あらかじめ簡単に相談内容を書く欄があり、私はそこに主治医は普通級を薦めるが、親は本当にそれでいいのか、心配していること。それに「学区の校長から養護の可能性も示唆されたが…?」というようなことも書いた。

相談日当日、また夫婦二人でちょびを連れて行き、市の教育委員会のY先生と養護学校の先生と面談した。6月の学校訪問のいきさつをすべて話すと、Y先生は苦笑いをして「それはちょっと困りましたね…」と呆れ顔。「兄弟一緒の学校に行くのは自然なことですから、そのように希望すれば何も問題ないですよ。学校にもちゃんとそう伝えておきます」とのことで、勝利の笑顔を浮かべる私。で、養護の先生は「お見受けしたところ、うちの学校に該当する子ではないと思いますよ。学習ができるのなら、それは地域の学校のほうが伸ばせると思いますから。自閉症と言われて、おそらく校長先生は古典的な重度の自閉の子を想像されたのでしょうね…」「いえ、この子をちゃんと連れて行ったのですが…」「あらま!(一同苦笑)」

とにかく私たちはちょびが快適に楽しく学校生活が送れるのならば、普通級、特殊級の籍にこだわらない、この子に一番いい環境を用意してやりたい、ということを力説した。Y先生はすまなさそうに「市の財政の都合で、来年度からはこれまでつけていた一年生の補助員の制度がなくなります」と言う。「特別支援教育制度が始まると聞いていますが、何か変わるのでしょうか?」と質問すると「今の現状では35人学級の普通級で、教師一人が個別支援にまで手が回るかというと、正直難しいと思います」という素直なお答え。やっぱりな~。主治医のS先生のお考えと実際の現場とは、温度差もあるし、物理的な人員不足もある。所詮絵に描いたモチ…?そんな中にちょびを放り込める?

「普通級では個別支援がむずかしい、と言われるのなら、胸を張って個別に支援をしてもらえる特殊学級に行きます」と私たちはそこでそう決めた。この親としての要望が11月の就学指導審議会で現実問題として妥当かどうか、話し合われるのだ。普通級を望むなら色々言われるだろうが、特殊を希望するのならもう誰も何も口をはさむ余地はないだろう。

幸い今までのリサーチでは、お兄ちゃんの小学校の特殊学級はとても環境がいい。3年生と4年生の男の子が一人ずつ。それぞれ主要教科の学習が少しついていけないので特殊に籍を置いているが、親学級との交流へも盛んに行っており、二人がそろって特殊学級の教室にいるのは少ないというほどだ。担任の先生はあと一年で定年のベテランの女性の先生。来年異動の可能性はゼロだ。担任がわかっていれば今年度中からあらかじめじっくりと話し合って、安心してお任せできる。

さて後日談…。その就学相談会の後、PTAで学校に出入りするたびに、校長は私とちょびにすごいハイテンションでまとわりついてくる(爆)。「おっ!ちょびくん、オッス!校長先生だぞ~。来年から一緒に勉強しような~!おじさんのことよく覚えておいてくれよ~!」大きい声だし抱きついたり握手を求めたりしつこいので、ちょびは正直苦手なようで逃げ回っている。おそらく教育委員会から何か言われたのでしょう…ね、校長先生。   (つづく)

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