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さんすう

ちょびは自閉であるが、自閉症特有の強烈なこだわりから○○博士と言われるまでになにかにとても詳しくなる、といったようなことがない。せっかく自閉ちゃんを育てるなら「うちの子、これだけはこんなにすごいのよ~」と自慢できるものがほしかった、というのが正直なところ…。

ところが最近、ちょびの秘められた能力を垣間見る機会があった。

お兄ちゃんのるるは現在2年生だが、公文を小さい頃からやっているおかげで、九九は1年生でマスターした。るるが覚え始めの頃、いとこのケイシロウが「九九を覚えるならいいのがあるよ、これあげる」とお古の一枚のCDをくれた。

「九九のうた」というタイトルのそのCDにはえんえんと「いんいちがいち、いんにがに~…」と九九が楽しい歌に合わせて流れる。さらにカラオケつきだ!子供たちに大うけでしばらく車の中で聞く毎日が続いた。でもるるが九九を覚えてしまうともうあきてしまい、自然とお蔵入りしたのだ。

ところが、先日私がサザンオールスターズ(デビュー当時からの大ファンなのだ…年がバレるが)のことを話していたところ、ちょびがいきなり「さざんがきゅ~」と言った!

るると私は顔を見合わせてびっくり!

るるが「ねぇ、ちょび、じゃぁさ、さんくは?」
ちょびすかさず「さんく、にじゅ~しち!」

おお~~!一年以上前の歌を覚えておったか!さすがはちょび!昔から音楽だけは記憶がバツグンにいいのだ。

ちょびは手を使うのが極端にニガテで、公文のさんすうのプリントでも「いくつあるか、かぞえましょう」なんて問題で、たくさんあるにんじんなんかを数えているうちに手元が狂って、重複してかぞえたり、とばしたり、そんな失敗を続けるうちに「も~さんすうキライ!(泣)」になってしまっていた。公文はとりあえず順番に進めていくので、数えることをクリアしないと、計算には到底たどり着けないのだ。あまり嫌がるので今は公文をやめてしまった。

でもちょびは数式の計算は得意なのかもしれない。自閉の子は計算が得意な子が多いのだ。でもあくまでそれは記憶に頼って答えを出しているのであって、数の理屈自体がわかっているわけではないことが多い。文章題になるととたんに解けなくなってしまうという話はよく聞く。

ちょびも今のままではそうなるだろう。なんとか「さんすうだけは好き!」と言える子にするために、数の概念をしっかりと教えたい。

そういったわけで、以前「いつかはちょびに教えよう」というつもりで通った「安曇野プラン」という障害児向け算数指導プログラムの教材とテキストをひっぱり出してきた。このプログラムでは小さな木のキューブと「5の箱」を使って数の概念の基礎を作る。

sannsuusannsuu2まずカードと実際の具体物(キューブ)のマッチング。「5の箱」を使うことによって、「4は5より一個少ない」「6は5と1」といった、数の増減がよくわかる。すぐにちょびは「5と3で8!」と理解しだした。

実際に自分でキューブを操作することが大切だと、このプログラムでは言っている。そしてうちのちょびにとっては「声に出して言ってみて、もう一度耳から入力する」のも大切だ。

ちょびは書字の障害がある。本をすらすら読めるのに、ひらがなもまだうまく書けない。おそらくどの教科でもノートをとることがネックになって挫折感を味わうだろう。でもちょびは数字は書ける。算数だけでも苦手意識なくできるようになるといいな、と心から願っている。

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療育」カテゴリの記事

コメント

トラックバックさせていただきました。数の概念、悪銭苦闘中です。

>yotさま

はじめまして!
雑巾ぬいですか!すごいじゃないですか。実用的だし、お仕事にもつながりそう…。

十分素敵な得意技だと思います。

うちもお裁縫できるようになるといいなぁ。でも針に糸を通すなんて、考えただけでも…(爆)。

こんにちは

突然きました 

うちの自閉症の長男は
とくいワザが 雑巾ぬい

他になにもないから
校長先生に覚えて貰えませんでした

おしまい

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