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読後の感想

先日注文した↓「ふしぎだね!?自閉症のおともだち」「ふしぎだね!?アスペルガー症候群のおともだち」が速攻で届き(日曜の早朝に代引き…自爆)、早速読みました。

これが、三段階にステップをふんで、実にうまく作ってある。

まず最初に「こんなことがおこりました」おともだち(当事者)の不可解な行動や、困った行動がどど~んと一面。そして片面には「場面の説明」「ふだんみんなが不思議に思っていること」「先生や近くにいた人が感じたこと」などがマンガになっている。そうそう、あるある、とうなずくであろう読者たち…(想像)。

次にページをめくると、「どうしてそうなったのかな?」のページ。専門家のわかりやすい一言と、おともだちの気持ちを言葉にして代弁、その説明を知ってからのみんなの感想。この、当事者の気持ちをわかりやすく言葉にして代弁してあげることで、みんなは「なるほど、そうだったんだ~」と納得できるわけ。

そして最後に「おともだちのためにこんな工夫をしてみました」のページ。専門家と相談して担任の先生が行った工夫、その後のおともだちの変化の様子。具体的なかかわり方が先生にも、周りのみんなにもわかりやすい。

いいですね~。これがすべてとてもかわいいカラフルなマンガになっている。

で、ちょびの場合…。この「自閉症のおともだち」と「アスペルガーのおともだち」のちょうど中間ぐらいにいる感じで、これをこのまま「ちょびのことです。読んでください」と出すのはむずかしいかもしれない、と正直思うが、でもアスペの「ドッジボールができないあきらくん」はドンピシャだし、自閉症の「水遊びがやめられないひできくん」は水遊びを「紙工作で剣作り」に代えればちょびにぴったり。

第2章で、医学的にも踏み込んだよくある障害の具体的な説明もある。でもやっぱり「手助けのポイント」がまとめてあり、わかりやす~い。

一般論として「自閉症ってこうなのよ」「アスペってこんな感じ」と理解するにもぴったりだし、カミングアウトの際にはちょちょっと細部をつくりかえて、クラスのみんなに特定のこどものことを説明するのにも使えると思う。

でも、ちょびは最近、自分のネガティブな面(困った、できない)に焦点を当てると、すごい拒否反応が出る(高機能タイプの子はみんなそうでしょう)。この本はあまりにも「困った行動」のイラストページが目立ちすぎる。自分の「できなさ」に十分気づいて傷ついている子どもにとっては、この本は取り扱いに十分注意する必要があるという感じも受けた。(事実、まだちょびさまご本人には読ませていない)

anatagaanatadearutameniだから、このシリーズはあくまでも周囲の理解を求めるためのものであって、ご本人用ではない、という感想は持った。

← ご本人様用にはこちらが絶対お勧めです。

PS:自閉症とはまったく関係なく……映画化が楽しみな「ダビンチコード」を3晩で読んでしまいました。まだお読みでない方、お勧めです。

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コメント

>Rioちゃん

おたくのTonoくんにも使えないよね。やっぱりそう思った?今のままでいいんだよ~。そのままのあなたが大好きだよ~。というメッセージは、この本からは残念ながら読みとれないよね。


<なんせ悪いこと1つ言ったら、良いことをその10倍言わないといけないお子達だもんね~。

そうそう!フォローが大変。すぐにずず~んと傷つくから。こっちも疲れるよねっ(笑)

ちゅうママさま

>他の人に説明する時に どうしても困る点、悪い点を言わなくちゃならないのが、最近のストレスです。

ニキリンコさんもこういったこと、書かれていましたね。「障害者に見えない」と言われるたびに、自分がいかにできないことが多いかを列挙しなければいけない。これは大変気が滅入ると…。

理解してほしいだけなのに、できないことからまず入らないといけないのって、やっぱり辛いですね。

この本、買おうと思いつつまだ申し込んでいませんでした。
なるほど、本人向けでなく回りの人に理解してもらうのに良い本なのですね。

他の人に説明する時に どうしても困る点、悪い点を言わなくちゃならないのが、最近のストレスです。
ちびちゅには、そのまま素直に伸びて欲しいから診断を受けたのに
理解してもらうには、そういう話からしなくちゃならないんですよ。
なんだか矛盾があって…。

買って、またアチコチ貸し出して理解を広めていこうと思います。

この本、先日事務所にあって、少し見ました~。
わかるわー私も同じ感想もったよ!
できないことがドーンと載っていて、うちの子向けではないなってね。(本人には、見せれないので、ほんと取り扱い注意ですね。)
ご本人様には、もう少し良い面・得意な面を強調して、最後に不得意なことを対処法と一緒に教えないと拒否反応でちゃうよね・・・。
なんせ悪いこと1つ言ったら、良いことをその10倍言わないといけないお子達だもんね~。
でも、祖父母や他の保護者向けには、使える!かな。

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