ルール君怒る
ちょびは、ある特定のタイプの人を苦手としている。
それは「ルールを守らない人」だ。
じゃぁ、ちょび自身はどーなのよ!とツッコミを入れたくなるのだが、自分ではしっかりとやっているつもりらしいので、とにかくルールを守らない人のことが気になって気になってしょうがないのだ。それを業界ではルール君と呼ぶ。高機能やアスペの子にけっこう多いキャラである。
今年度のさくら学級は、7人の大所帯。昨年度お母さん同伴で毎日登校していた同学年のSくんは、まだ発達が幼いこともあって、なかなかルールを守れない。
以前から私はそれを気にして「ちょびがSくんに過敏に反応すると思うので、注意してやってください」と担任に伝えてきた。
今日の授業参観。PTAやらお兄ちゃんのクラスやらあって少し遅れてさくらに入った。ちょうどSくんが国語の本読みを前に立って披露しているところだ。
次に4年生の女の子が前に出て教科書を読んだ。
その静かに聞いているべき場面で、Sくんがどうにもこうにもおしゃべりが止まらず、きょろきょろごそごそと動いている。私が後ろで見ていても、ちょびがそれを気にしているのがわかる。がんばれ、ちょび!たえるんだ!…でもとうとうイライラが頂点に達したのだろう。
ちょび、大爆発
ちょびはSくんの髪の毛をつかんで、ぐいっと前を向かせようとひっぱった。どう見てもこれは反則だ~!
私は後ろの方で、Sくんのお母さんに「ごめんなさい!」とあやまった。Sくんのお母さん、苦笑いして「ずっとこうなんです…」。
本当にすみません!もう返す言葉もない。先生はすぐ止めてくれたけれど、こういう場面が何度もあるんだろうな。
後で先生にSくんと席を離してもらうように相談した。補助の先生が「いつも、なんてことはないのよ。ちょびくんはそれなりにがまんしているのがわかるし…。ケガなんかしないていどですから。でも給食のとき、Sくんがこぼしたり手で食べたり口がよごれたりが多いもんだから、ちょびくんはとってもイヤがりますね。やっぱり席は見えないところに変えますね」と言ってくれた。
やられるのも切なくて悲しいけれど、やっちゃうのも本当につらい。自閉さんたちのさまざまな感覚過敏はよく言われているが、ちょびも生理的にどうしようもない部分もあるんだろう。でも手を出すのは、絶対に許してはいけない。
これから障害者枠で生きていくのならば、自分より障害の重い人たちを思いやる気持ちや、それが無理でも気にしないくらいにはなってくれないと。自分の気持ちをコントロールする部分に障害があるちょびには、難しいことだとはわかっているんだけど。
本当に自分のことは棚に上げ、やたらひとに厳しい、困ったちょび。ちなみにその後自分の番になったときには、本を逆さに持ってふざけたり、踊ったり、じゅうぶんルール違反をしているのだった!おい(怒)!
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コメント
>ちゅうママさま
いつも的確なアドバイス、ありがとうございます~(涙)
私、こう見えて(どう?)けっこう気にしぃなので、昨日はけっこうブルーになっていました。
パーテーション!しかもランドセルに入るとは!いや~、本当にかゆいところに手が届くというか、みんな困っていることは一緒なんですね。
ちょびも理屈的にはわかってるんですよね~。でもその場ではとんじゃう。だから先生にお願いして「今日は(手を出さないように)がんばれたか?」をふりかえるポイントシールにしようと思います。
ちなみに、今日は「ちょび、Sくんのこと、がまんした」と言っていますが本人の申告ではあやしいので、先生に確かめてみましょう(苦笑)
投稿 めめ | 2006.04.27 19:38
ルール君…はーい、うちのちびちゅもです。
小さい頃から「あなたが正しくても手を出したら(叩いたら・ぎゅっと引っ張ったら)負け」と勝ち負けで教えてきました(笑)
なんとか2年生後半から手は出なくなったかな~。
今の課題は「やさしく言おうね」です。
自分は強い口調で言われると怖いのに、人には言うのですよ。
落ち着いている時にお話したり、コミック会話してみたり、
でもなかなか定着しません。(理屈はわかっています)
どうも、「見えてしまう」と瞬間的に反応してしまうようです。ふぅ…。
とりあえず見えないようにしておいて
時間をかけて染み込ませていくしかないですかねぇ。
ランドセルに入るパーテーションっていうのが親の会で紹介されていました。
http://www.accessint.co.jp/accessstore/partation/part.html
ちょっといいかも。
投稿 ちゅうママ | 2006.04.27 10:05