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ぼくってバカなの?

ちょびは、とっても不器用なので、「ボクってできるヤツ!」という自信を持ちにくい子だ。

周囲の、支援する大人たちの発する、「ちょび!すご~い!」「できたね!えらい!」というほめ言葉も、本当に自分が「できた」「よくやった」と納得したときにじゃないと、空回りするばかりだ。

わが家には、そんなちょびの「できた」「できない」にとてもシビアな目を持った男が、一人いる。

お兄ちゃんのるる(小4)だ。

いくらママやパパが「ちょび!すご~い!」とほめたたえ、本人も「やった~!」と納得して喜んでいる場面でも、冷ややかな目で見ていることが多い。(自分の支援で、ちょびが何かを達成したときには、めっちゃほめるけどね)

そして、ちょびが「できない」時、他ならぬちょび自身が「できない!」というつらい現実に直面してパニックになっている時、るるは容赦なく言うのだ。

「そんなこともできないの?ばっかじゃないの?」

そしてちょびの「ボクって、バカなの?バカ?バカなの?…(以下エンドレス)」という悲しい反復質問が始まる。

「バカなんかじゃないよ」」「大丈夫」と静かにフォローする私たち。

でもるるは容赦ない。

「そうだ、おまえはバカだ。そうやってパニクるから、バカなんだよ!」

……

「最近、ちょびくん、失敗したりできなかった場面で『ぼく、バカ?』と聞きますけど、なんかありましたか?」と、アスペの会のボラさんのトモミちゃんに聞かれた。

その場に、ちょうど、るるもいた。

るるの顔色が、さっと変わった。

その後、るるの「バカ発言」が出たとき、私はるるに聞いた。

「るる、この間のトモミちゃんの話、聞いてたよね」

「…うん」

「どう思った?」

「もう、言わないほうがいいと思った…」

「そうだよね、ちょびにそういうことを言うと、どうなるか、よくわかったよね」

「…わかってるよ。

でも、じゃあ、ぼくは、誰に言えばいいの?

……返す言葉が、みつからなかった。

るるは、家以外のところでは、いい子、やさしい子、優等生で通っている。

最近のいじめ報道を見て、「信じられない~!ぼくの学校では、こんなこと、ありえない」とびっくりしていた。

でも、るるが家でちょびにやってることは、立派ないじめじゃん!と私はおなかの中で思っていた。

いじめは、自分のストレスを吐き出すことができる、弱い立場の相手をみつけたとき、おこる。

るるも、家の外でがんばっている分、やっぱりどこかにストレスをかかえて、それを発散する場を必要としているのだろうか。

それが、ちょびなのだろうか。

ちゃんとるるもほめて、抱きしめて、気持ちを伝えているつもりなのに、まだまだ足りないのだろうか。

……

「なにか、わ~~っと言いたくなったら、ちょびじゃなくて、ママに言いなよ、ね」

と言ってみたけれど、

るるは「うん…」と言ったけれど、

ママにはぶつけられない、なにかが、るるの中に、あるのだろうな。

障害をおおっぴらにしているから、今さらちょびのことを「親の育て方が…」なんて言う人はいないけど、るるに関しては、私自身「親の育て方が…」と思わざるを得ないのだ。

きょうだいに関しては、おそらく、ちょびよりも、私の大きな一生の課題となっていくと思う。

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2年生のちょび」カテゴリの記事

コメント

>shibaさま

うわっ!8:2ですかぃ!

6:4は無理でも、せめて7:3くらいに…って、なにを値切ってるんだか(笑)。

どんな子も、きっと10を求めるんでしょうね。それが本能だと思います。10もらっても、きっとまだまだ足りない!ともっと求めてくる。それが子ども。

たとえ3とか4とかでも、それがお母さんの精一杯だった、というのは、きっと大人になってから気づいてもらえるのかな~。自分に子どもができてからかもね。

母のできる限りの精一杯の愛情を!

その分、パパりんはどんどん削られていくのであった…。

>まんさなさま

しょうがいのある子が上の子の場合、もっとむずかしいだろうな~と思います。下の子は甘えたいに決まってるものね。甘えて当然な存在だもんね。

ある日下の子が、上の子を追い越す日が来てしまう。それを見る親も、本人たちも、つらいものがあるでしょうね。

誰もが我慢しないですむような、そんな風になるといいのにね。

おはようございます。
私もつい昨日、先輩母から
今私は兄弟への対応を失敗したと痛切に思ってるから
「兄弟8割、本人2割くらいかなぁ・・・
 なかなかできることじゃないけど、
 振り返って思うと、そのぐらいしたらよかった...って
 今すごく思ってる っていうこと伝えとくね(^_-)-☆」
とお言葉いただいたところです。
そんな比率?!taroの必要を2として考えたら
対応する親がやり切れませんがなー(笑)って思ったけど、
そのぐらいの気でかからないと
どうしても手薄と感じさせちゃうのかな・・・。
現にjiroは僕への愛情が足りないとアピールしまくり。
(t_t)やばいなぁ...とグサグサきながら聞いてました。

めめさん

うちもつい上の子の感覚で、下を見てしまったりということで、下についての育児は反省中。
下の子のほうが愛情が多く必要な子だというのはわかっているのですが、ついしっかりしていると思い込んでしまいます。難しいですね。

>かうすさん

そうね~。じいちゃんばあちゃんの存在って、子どもには大切だと思う。私も子どものころ、夜眠れないと、一緒に住んでいたおばあちゃんのお布団によくもぐりこんでた。翌朝、母には叱られたけど(姑だから、気を使ってたんでしょ)。おばあちゃんって、なんか特別なにおいがするんだよね。なつかしいなぁ。

うちはパパりんの実家は近いけど、高齢で体が弱くて、孫とあんまりつきあってくれないの。そういう意味で、無条件に甘えられる存在がないのは、かわいそうだな~と思う。

やっぱり、車飛ばしてでも、もっとちょくちょく実家に行くかな♪


>しゅしゅさま

渉外Gのしゅしゅさんですよね?(笑)いやいや、私はむらっけのある仕事ぶりなので、肩身が狭いですよ~…。

きょうだいって、どうしても物理的に二の次三の次になってしまって、どんなに気持ちを向けているつもりでも、まだまだ足りない!って言われたら、返す言葉もないですよね。

愛着に鈍感で無頓着なご本人よりも、むしろ何倍も手をかけなければいけないのかもしれません。

愛されている、と実感できていない子は、人を愛することができない。

こういう類の言葉を聞くたびに、るるの顔が心によぎるのです。
むずかしーよね!!!

 うちのユウが一時、ちょび君と同じ様に「ぼくって頭悪いのかな~」とか言ってた時がありました。誰かに言われたとかではなく、勉強が思ったようにいかなかった時だったかな?たしか。。。
 自分の失敗・間違いに敏感な彼でしたが、いつのまにか、それがやわらいで、自分で「失敗は成功の元だよ!」なんぞと言う様になってて。
そういう言葉を教えたり、自信がついたのは、私の母と接して身についたようなんです。
 実家が近いので、よく行くのですが、実母はなんでも大げさなくらい褒めてるし、親に対してとは違う甘え方をしたり、ちょっと威張った言い方をしても、おばあちゃんの立場だと笑って受け止めてくれるのが、うちの子達には息抜きのようなものになってていいみたいです。
 結構、祖父母の存在って大きいのかも?って、思えてます。
 めめさんはご実家が遠いんですよね・・・。るる君にも、ガス抜き(?)できる存在ができるといいですね。るる君、とっても頼もしいお兄ちゃんですよね!ブログ拝見してて、そう思います(^^)

初めてコメントつけます。いつもここで元気をもらっています☆
めめさん渉外のお仕事もすばやいし、私のあこがれです。
うちの小1次男(健常)も、母には言えない何かがありそう。。。親は平等にと気をつけていても、次男にとってはどっか割を食ってるって思いもあるのかな。
今週の『僕の歩く道』でも、りいなちゃんが「私は私の生きる道を歩いてもいいんでしょうか」って言ってましたね。どんなに親が大丈夫よって言ってても、色々と感じるんでしょうね。家族だもの。
兄弟だからこそ言っちゃうのかも。
るるくんはとっても素敵な男子だと思います☆彡

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