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認知処理

昔からクサいと思っていたわが家のお兄ちゃん。

あ、これはもちろん、本当に異臭がただようわけではなく、そこはかとなく「自閉系のフレーバーが漂う」という意味で。

赤ちゃんの頃から、おしゃべりするより早く文字を読んでいた。

場所見知りが激しく、慣れない場所や状況では火のついたように泣き、止められない。

今思えば「ビンゴ!」な部分が多いが、何せ彼の場合、社会性がとっても優れていた。楽しい家族とのコミュニケーション、お友だちともよく遊び、相手を思いやり、学校ではみんなに頼られる学級委員肌。

ただ、最近の受験勉強のおかげで「認知処理洋式」の部分に、やっぱりねぇ~…と思うところが、見られるようになった。

お兄ちゃんは一対一対応がとっても得意だ。

一問一答方式の参考書や問題集をやらせると、あっという間に覚える。

でもそれは細切れな知識であって、それぞれが結びつく、ということが難しいらしいのだ。

本当に頭のいい子は1を聞いて10を知るであるのに対し、自閉症など発達障害のある子は1を聞いたら1しかわからん場合が多い。

お兄ちゃんもどうやらそっちらしい。

10を知るためには10を聞かねばならないのだ。あぁ、効率悪し。

歴史がいい例で、一問一答形式だとズバズバ答えられるものが、時代の流れとか因果関係とかになると、とたんにしどろもどろになる。

点と点が結びつかないらしい。

算数となると、図形問題などの視覚的に考えられるものや、「旅人算」「植木算」「和差算」などパターンで覚えられる問題はスラスラ解いてしまうけれど、学校によっては「これが算数かい?」と思うようなややこしい日本語でたらたら長く読ませる文章題がある。いろんなパターンの組み合わせが必要とされる、いわゆる複合問題だ。

そういうのになると、もう問題とケンカしちゃう。

「なんだよぉ、この問題!意味わかんねぇし!」

そうなるともう思考停止…

国語の論説文は理論的なのでわかりやすいようだが、行間の登場人物の心情を読み取らなければならないような小説読解となると、言わずもがな。いろんなところで勝手に思い込み、読み違い、勘違いをくり返し、結果的に勝手な妄想夢芝居へと暴走していってしまうのである。

おもしろいねぇ…などと笑ってる場合じゃないのであった…。あと試験まで100日しかないのに(泣)。

本人には「君もフレーバーがただようねぃ」とはっきり言ってある。自分で自分の思考のタイプを知ることは、お兄ちゃんくらいのレベルの子には必要だと思うからだ。

君の頭は固いんだから、いろんな方向から「こうかもしれない」「ああかもしれない」と考えてみることは、これからの人生でもとっても大切なことなんだからね。考え方をやわらかく、柔軟にね。

そう言ったら「そうか!じゃぁ、やわらか頭塾(ゲーム)やればいいんだ!」だってよ。

…本当に、君は短絡的…。

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わがやのお兄ちゃん」カテゴリの記事

コメント

>きみどりさま

あぁぁぁ~、さすがだわ♪
きみどりさんは猫神さまに見込まれたお方だけあって、生きとし生けるものすべてに理解が深い!

本当にそうなんです。
ちょびやお兄ちゃんのような個性は誰でも多かれ少なかれ持っていて、それが本人が生きて行く上でとっても困るくらい大変な場合に「障害」と名がつくんですね。ここからここまでが「個性」でこっから「障害」という風に線引きできるものじゃない。←だからややこしいしわかりにくいんですけど…。

気付かれずに本人や一番身近なお母さんがとっても困っているケースは、本当に多いのです。それが「障害」と呼べるレベルかどうかは別として、周りや本人がそれを受け入れて、それなりの対応法を見つければずいぶんラクに生きられるはず。

今、若い世代で理解しがたい犯罪が増えていて、精神鑑定の結果「発達障害でした」という報道がとても多いです。ちょびのような子を持つ親である私たちは、その度に「あぁ、勘違いしないでほしいよぉ」と切に祈ります。

発達障害があるから犯罪を犯すのではなく、早く特性を発見してもらって、それなりの対処をされている子は、絶対そんな風にならないはずなのです。これは統計でもちゃんと出ていて、犯罪を犯してしまう子のほとんどすべて「未診断、未介入(支援なし)」のケースなんですね。

それから親子心中や、家庭内虐待のケースも、特性が強くて育てにくかった、という場合が本当に多いのです。周りが早く気付いて対応していれば防げたかもしれないのに。

きみどりさんみたいに、理解のある人たちがどんどん増えてくれるといいなぁ。そう願いながら、私たち親はコツコツと草の根啓蒙活動をしていきますね。

ステキなコメント、ありがとうございました。嬉しかったです♪

おお~。受験なんですねえ~。がんばれー!!

でも、ふーむ・・・と思わず考え込んでしまいました。
今、親も子も回りも全く考えてはいないけれど、実はこういう小さな障害??がある子というのは沢山いるのではないかしら??
それを、親子がお互いに気付かないと、いらぬ軋轢がおきそう。すごいジレンマもありそう。

私の親しい友人の子も、自閉ではないのですが、小さい頃からちょっと変わっていて、でも、気付いてもらえず、結局何回も同じ犯罪を繰り返してしまい、少年院にまで、送られ、また同じことをやって、ようやく医療少年院に送られ、病気がわかった子がいます。

もっと早くに誰かどこかで、気付いてあげられなかったものか・・・。そこまでの親子の、特に親の苦労は大変なものでしたから、すごく悔やまれます。

知識がない、というのは時に悲劇ですよね。

めめさんのように、色々な知識をもっていると、対応にも、ゆとりが出来ますよね。
知る、ということはすごく大事なんだなとしみじみ思いました。

めめさんの息子さんは、本当によき理解者に恵まれ、まっすぐに歩んでいらっしゃる!

頑張れ!受験生!!

>塾長さま

おひさしぶりですっ。本当にもう、正念場にやってまいりました。あぁ、もう早く終わってほしい…。ドラえも~ん、タイムマシンで未来のお兄ちゃんを見せてちょうだい。

塾長の後輩になれるといいのですが、なにせまだまだ成績にムラがあります。国語と社会が偏差値20上下することなど日常茶飯事。毎月やってくる合不合テストや公開模試の合格確率数字に心臓が痛めつけられています。

本人はいたってケロッとしてるんですけど。

結局お兄ちゃんが受かったところが第一志望なんです。うちはそう思っています。

>ちゅうママさま

いやいや、笑ってくれる人がいてこそ、書いている甲斐があるもんです。わかる人にはわかる話でしょ?

そうだよね、自分の特性を知る、得手不得手を知るところからなんだよね。やり方次第でどんどん吸収できたり、まったく思考停止だったり…。

実はもっと賢い子だと思ってました(自爆)
ま、特性を間引くと、そこそこ止まりってことなんだわ(あきらめ笑)

ちょっと前までは出る問題も簡単だったので丸暗記のトクイなおにいは社会がダントツだったけれど、今はあちこちからの切り口で出される問題に四苦八苦しております。今はきっぱりと理論的に解ける理科算数で点を稼いでいる。

国語は…。とほほ…。どうか、本番ではお兄ちゃんの感覚にフィットした主人公の出る物語文でありますように祈るばかり。

塾長です。ご無沙汰です。
塾長の家の30年前の風景がめめさんちで
再現されているようです。
”フレーバーが漂う子はここ”ということで30年前にレールがひかれました。

 閑話休題。最近読んだ本に
”よいコーチは本人の考えを導くきっかけをだすだけがよい。本人がこうすればよいと自分で考えればこそ本人の実行が伴うものだ”
とあり、塾長はおおいに反省しています。
あ、めめさんが、お兄ちゃんの前では冷静に振舞っておられるのはもちろんわかってます。はい。
 いずれにしても、めめさんちのお兄ちゃんは、理科系のあの学校だと思っている塾長です。
 もう4ヶ月をきっちゃいましたが、体調には気をつけてください。お兄ちゃんの御健闘をお祈りしています。
 では。
 

ごめんよ~、画面の前で大笑いしてしまいました。
親としたら心配よね。

本人が自覚できれば大丈夫だと思う。
強いところ、弱いところ、それぞれに合ったやり方はあるから。

我が家の兄ちゃんはもっと濃いのよー。
「これだけ自閉が濃いのにコミュニケーションだけ突出しているって珍しいよねー」とコチラの大御所にも太鼓判を押されました(笑)

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